私は、3.11（東日本大震災）をきっかけに、うつ病になりました。
3.11の時、私はちょうど有休を取っていて、家にいました。
疲れて昼寝をしていましたが、これまで感じていた地震と違う、ゆっくりした揺れに目が覚め、嫌な予感がして、テレビをつけました。
そこに飛び込んできたのは、大津波の映像です。その後もリアルタイムで止まることを知らずに入ってくる東北の悲惨な状況の映像を見続けました。
あの日は金曜日。
その時の職場は、土日がお休みだったので、私が出勤したのは月曜日です。計画停電になり、パソコンは使えず、ひたすら自席に座っていたのを思い出します。
職場は地域でも大きい企業のひとつだったので、計画停電は数日後に解除され、仕事を続けることが出来ました。
職場は何とかなりましたが、自宅のある地域は、計画停電地域に入っており、昼夜問わず一定時間になると電気が遮断されたので、短い間でしたが、生活もガラッと変わりました。
その当時の私は派遣社員で、4月からは新しい職場に通うことが決まっていました。
しかし、「日本がこんな状態で、新しい職場は大丈夫なのだろうか？」という不安がずっとありました。
3月31日に会社を退職し、4月1日に新しい職場に行きましたが、そこで私を待っていたのは、とんでもない現実でした。
次回に続きます。
