すあまは日常を生きる

元気にいきたいが、そうもいかない自分の文章化

思考停止のわな

他人が全部「敵」に見えた

私のいる職場は、体を使う仕事の上、「数字」が全ての世界です。


数字が毎日のように貼り出されるので、
「人と比べる」ことが日常化している毎日です。

 

職場の真理に気づくまでは、
ずっと数字をあげるために頑張っていました。


頑張ったことで、妬まれたりしたので、他人が全員「敵」に見えました。

 

職場を観察することで、真理に気付く

しかし、頑張ったところで、お給料は上がったりしませんでした。

 

やればやるほど体は痛いし、なにより、自分で自分を追い込むはめになっていきました。


自分の心の声が、「なんか違うんじゃないの?」とささやき始めました。

 

そう思った私は、職場のしくみを観察しました。

 

もともと観察することが好きだったので、「働いている私」としてではなく、「はた目から見ている人」として、職場を見るようにしたのです。

 

そうやって、職場を観察した結果、色々なことが分かり、「それならば他人と比べて、頑張るのはやめよう」と思いました。

 

疲れさせて思考停止にさせる

頑張ることをやめて思ったのは、他人は他人であり、自分の作りだした妄想の敵(この場合は数字)と戦っているだけだということです。


「もっと早く気づけばよかった」


今も、職場のカラクリを分からず頑張っている方が沢山いらっしゃいます。


それを悪いというつもりはありません。


ただ、そうやって頑張りすぎて、体も心も壊してやめていく方も何人も見ました。
それは悲しい現実でした。

 

実は数字に関係なく、普通にやっていれば、何も言われない職場なのです。

 

しかし、長い時間働かせて、何も考えさせないようにするのです。

 

思考停止に陥った人たちは、何の疑問もなく長時間働き、職場のいいなりになる奴隷が出来上がります。

 

それが彼ら上のもののねらいです。

 

私は真実に目覚めたので、今はらくに働け、ほかのことを考えられる余裕ができました。